千葉県館山市伊戸で2ボート日帰りツアーを実施しました。
2025 シャークスクランブル 伊戸日帰りツアー
2025 シャークスクランブル 伊戸日帰り(2ボート)2025年1月25日(土曜日)
2025年2月28日(金曜日)
副幹事のK松です。
1/25(土)に日帰りで千葉県館山市伊戸で日帰りツアーを実施しました。
今回は、旅行会社STWのツアーを利用しての開催となりました。
ですが、さすがは旅行会社のツアー。
川崎駅でピックアップしてくれて、現地まで連れて行ってもらえて、ガイドもしてもらえてと至れり尽くせりです。
面倒を見てくれたのはDivenavi Scuba Academyの石田 知佳さん。
パラオでのガイド経験もある、明るい方でした。
車内でうとうとしていたら2時間ほどで現地到着。
伊豆ダイバーとしては「Ito Diving Service」って見たら伊東ダイビングサービスって脳内変換しちゃう。
器材をセッティングして、ブリーフィングをしたら、ついに1本目です。
海の中はドチザメがいっぱい!!シャークトルネードに偽りなし!
ブリも多いです。写真を撮るのを失敗するとブリトルネードになります。
伊戸の大物は、現地ではAKKDとまとめて呼ばれています。
A…アカエイ
K…クエ
K…コブダイ
D…ドチザメ
安全停止中もにぎやかです。ウミウが遊びに来てくれたりするみたいですが、自分は見れず…。
K谷さんは近くに来ているのを見れたみたいです。
ブリも近くに来ます。上あごが角ばっている正真正銘ブリ。
実は、綺麗にブリを撮るのも今回の目標の1つでした。
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潜水時間: 00:39
平均水深: 16.7m
最大水深: 21.0m
最低水温: 15.9℃
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2本目は、少し趣向を変えて漁礁を回りました。
よくあるブロック漁礁です。
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潜水時間: 00:38
平均水深: 17.1m
最大水深: 21.8m
最低水温: 15.7℃
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2本終わったら器材を干して近くの漁港食堂 だいぼで遅めのお昼ご飯。
漁港らしく、豪華な海鮮が食べられました!
これはサラダバーコーナーにあったドチザメのフライ。どうしてこんな姿に…。
クセのない白身で大変美味でした。
ちなみに、ドチザメのフライはいつでも食べられるわけではなく、すごく珍しいらしいです。
ガイドの方も初めて見たと言ってました。常設してくれ。
お昼ご飯が終わったら器材を片付けて帰路へつき、20時頃には川崎駅で解散となりました。
今回は透明度もよく流れもないベストコンディションでした!
伊戸でしか味わえないダイビング体験で大変満足度が高かったです。
K谷さん、企画ありがとうございました!
興味ある方は来年度もまた行くかもしれないので連絡ください。
行くなら流れが穏やかで透明度の高い、冬になると思います。
2025年3月16日(日曜日)
副幹事のK松です。
事前連絡ではビーチの透視度は1~2mとのことでボートにしましたが、
この数日で更に海況は悪化したようです。ボートも透視度は1~2mになっていました。
海の中は光が届かず、完全にナイトダイビングでした。
暗すぎてピントもなかなか合いません…。
見れた生物:
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潜水時間: 00:42
平均水深: 16.6m
最大水深: 22.2m
最低水温: 12.7℃
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2本目はなんとK島さん100本記念ダイブでした!おめでとうございます!!
ポイントは変えて、1本目より少し港に近いところでしたが、透視度は変わらず3mです。
ほんの少し良くなりました。
2本目は今回ツアーの自分のお目当てだったテントウウミウシを見れました。
その他、見れた生物:
オルトマンワラエビ![]()
赤白赤。正真正銘オルトマンワラエビ。
じゃない方を自分はまだ見たことがないです。過去を踏まえるとむしろこっちがじゃない方…?
クロヘリアメフラシ
確かに言われてみればアメフラシっぽい形してます。
つつけば紫色の汁は出されるんだろうか。
謎生物 その2![]()
ガイドさんに3匹いるよ!ほら!!ってされました。何ですかこれ。
ベルグウミウシ、ミドリアマモウミウシ、サラサウミウシもいたみたいです。
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潜水時間: 00:40
平均水深: 15.2m
最大水深: 21.3m
最低水温: 12.9℃
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2本目が終わった後は、機材を片付けてから近隣のお店に遅めのお昼ご飯を食べに行きました。
城ヶ島ダイビングセンター近くの濱田屋に入りました。
お昼が終わったらショップに戻って片付け。
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100本目の記念品としてショップからK島さんに写真立てのプレゼント。
それにしても周りが緑色…。ここまでの透視度の悪さで潜ったのは自分は初めてでした。
普段から濁ってるわけじゃないんだよ!!とはガイドの方から強く言われました。
この透視度の悪化は、春濁りというわけではまだなく、東京湾に雪解け水が川を通じて流れこんだことで起きてるんだよー、とのこと。
普段は青い海らしいです。
透視度が著しく悪かったものの、生物は多かったので満足度はそこそこでした。
季節ごとに狙えるものも変わるみたいです。
ダンゴウオのポイントには今回いけなかったので、リベンジしてみてもよいかもしれません。
何より近いですし。
2025年10月17日(金曜日)
実は初幹事のK松です。今年も無事柏島ツアーを2回実施できました。前回に続き今回も車を出してくださったK吉さんに感謝。
参加者はK吉さん、Tさん、Lさん、K松の4名です。Tさん、Lさんは初の柏島。
1日目は移動日となります。13時頃に高知空港で集合。
ゆっくり陸を観光しながら車で柏島に向かいます。
高知といえばカツオのたたきは外せないということで、まずは道の駅かわうその里すさきにて昼食をとりました。
さすがご当地というべきか、高知ではカツオのたたきは背と腹で別物として扱われます。
背と腹は脂のノリが違います。個人的には腹の方が甘味が合って好き。
今回は食べ比べもかねて1本ずつ買いました。3,800円でこのボリュームです。薬味までつけてくれる。すごい。
買いませんでしたが、売り場にはカツオのハツもありました。いつか食べてみたいです。
なお、カツオたたきだけだと量が寂しいので、F林さんのおすすめのお弁当屋さん「たけざき」で玉子焼き弁当を買って一緒に食べました。
こちらもお出汁がきいていて美味しかったです。
腹ごしらえが終わったら運転再開。
車内では、K吉さんセレクトで行きも帰りも四国が舞台になっている映画の上映会でした。気遣いの鬼。
行きの映画は「竜とそばかすの姫」でした。
道中で映画に出てくる「沈下橋」と呼ばれるタイプの橋に寄りました。
沈下橋とは、洪水時に沈んでもいいように設計された、欄干のない橋のことだそうです。
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19時頃にAQUASに到着。晴れていたので綺麗な星空が見えました。
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三脚はないのでXperia 1 IIIで天頂を撮っただけの写真です。
うっすら見えるのが天の川です。もちろん肉眼でも天の川が見えます。
その後、別館やまとの1Fで道中で買ったお酒を飲み、明日への期待を胸に就寝しました。
2025年10月18日(土曜日)
透明度もよく、天気も薄曇りでコンディションは上々。
港では水底が見えるほどの透明度でしたが、少し風が強かったため、薄曇りなことも相まって、噂の船が浮いたような写真は撮れませんでした。
陽光が差し込むに越したことはありませんが、マクロなので薄曇りでも問題ありません。
なお、2025年6月1日より、AQUASは基本ナイトロックスのみとなりました。
深場に長くとどまりがちなので、恩恵が大きいです。
今回も5本全てがダイブタイム50分~60分、最大水深30mでしたが、DECOが出ることもなく、水面休息も短くコンパクトに潜れました。
1本目 ラスベガス
定番ポイント。何故ラスベガスと呼ぶのかは不明。
見れた生物:
オオモンカエルアンコウ、アケボノハゼ、ニシキフウライウオ、イバラタツ、ヤマブキハゼ、マツカサウオyg、オドリハゼ(1cm)
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念願のオドリハゼですが、小さすぎて上手く撮れてません。しかも引っ込み思案で出てこない。
でも頭の白帯は撮れたので貼ります。
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潜水時間: 00:53
平均水深: 14.2m
最大水深: 30.2m
最低水温: 26.6℃
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2本目 勤崎
ホムラハゼ狙いでしたが、視認はできたものの残念ながら表には出てこず。
見れた生物:
ハナヒゲウツボ、シャープアイゴビー、ハダカハオコゼ、アナモリチュウコシオリエビ(ロボコン)、ニシキフウライウオ(ペア)、セダカギンポ
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ロボコンって何?と調べたら、そういう謎の赤いキャラクターがいるみたいです。
もはやアナモリチュウコシオリエビからロボコンを知る人の方が多そう。
ニシキフウライウオはメスの方が好きです。ペアでいましたが写真はメスだけです。
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潜水時間: 00:58
平均水深: 14.8m
最大水深: 29.7m
最低水温: 25.0℃
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3本目 レッドロック
見れた生物:
ウミウシカクレエビ、ヒレナガネジリンボウyg(3~4cmくらい)のペア、イッポンテグリ、オドリカクレエビ、クロメガネスズメダイyg、モンハナシャコ、アライソコケギンポ
オドリカクレエビは柏島では紹介もされなかったです。伊豆では少し珍しいのに。
クロメガネスズメダイygも同様。思えばハタタテハゼとかも同じ扱いですね。
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潜水時間: 01:04
平均水深: 15.1m
最大水深: 30.0m
最低水温: 26.6℃
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ex イルカ
港に住みついたイルカです。今年もまだいました。
ショップの人が慣れたのか、イルカが慣れたのか、船の真下まで来てくれます。
2025年10月19日(日曜日)
2日目は、北風が強くなり、朝から雨が降る予報でもしかすると潜れない可能性すらあったのですが、実際にはまさかの晴れ間が見え、風もほぼありませんでした。
この日は移動日も兼ねるため、近場のポイントでサクッと2本潜って帰るつもりでした。
1本目 後浜2番ブイ
見れた生物:
コダマタツ、カミソリウオ、モヨウモンガラドオシ、アケボノハゼ、ボロカサゴ、イソギンチャクモエビ、カクレモエビsp(約1cm)
そして!なんと!!マンボウがいました!!!
予報が外れたおかげで陽光を背にマンボウが見れました!
ガイドの方も実物を見れたのは初だそうです。幸運づくしですね
Marine Divingでも記事になってました。正確にはヤリマンボウらしいです。
目撃例希少の珍客!柏島にヤリマンボウ出現!
確かに自分の写真でも背びれが欠けてるのが分かりますね。
余談ですが、ピグミーシーホースにいつの間にか和名が付いてました。
調べてみたところ、どうやら2025年8月4日に和名が発表されたようです。なんと今年。そら知らんわ。
【博物館・連合農学研】ヨウジウオ科のピグミーシーホースに「コダマタツ」と命名
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潜水時間: 00:54
平均水深: 14.7m
最大水深: 27.0m
最低水温: 27.4℃
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2本目 勤崎
ホムラハゼが諦めきれずにセカンドトライ。結果はダメでした。かなり粘ったんですが…
見れた生物:(2日目の2本目と同じ生物は写真をスキップします)
イソコンペイトウガニ、ムスジコショウダイyg、ウミシダカクレエビ、ウルマカエルアンコウ、ハナヒゲウツボ、イバラタツ、ハダカハオコゼ、ニシキフウライウオ
カエルアンコウも奥が深いですね…。
覗き見てくるアングルがなんとも可愛いですが、これは作られた風景だったりします。
AQUASのガイドの方々、結構アグレッシブに生物を移動する印象ですね。
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潜水時間: 01:00
平均水深: 15.5m
最大水深: 30.9m
最低水温: 26.1℃
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5本終わったので、後は京都駅まで帰るだけです。
なお、5本目が終わった直後に、堰を切ったように大雨が降り始めました。
帰りの映画は「すずめの戸締り」でした。
四国、関西を軽油して東京まで行くということで、我々も似たような経路を通るので、といったチョイスでした。
帰りの運転は大部分をK吉さん、すこーしだけK松がサポートで運転といった感じでした。
京都駅についたのは9時頃。ここで解散となりました。
思いがけない珍客もあり、大充実のマクロから、ワイドまで楽しめた大満足なツアーでした。
来年の秋の部は、2026/10/20(金)~2026/10/23(月・祝)の予定です。
最大4人となる予定です。興味のある方は是非参加してください。
余談ですが、解散後にK松は各地の水族館を巡りながら帰りました。
行ったのは、京都水族館、伊勢シーパラダイス、鳥羽水族館、アクアトト・ぎふ、スマートアクアリウム静岡、あわしま水族館、アクアリウムさがみはらの7館です。
連続で水族館に行くと、とある館では説明だけしかされていない生物が、別の館で生態展示されていてテンションが上がるというシナジーがあるという学びがありました。最高でした。
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