12月9日(日)0830出帆。本日は慶良間最西端の久場嶋周辺で潜った。
日に日に気温が下がり、本日気温は18度。内地でこの時期18度といえば暖冬と言われるが、沖縄で体感する18度は厳冬である。また浪も3.0mに上がり、船酔いに苦しむダイバ―も續出。常夏のイメージで、この時期来ると痛い目に遭う。
1本目は「久場南」に入る。ミニドロップオフの下の方には花権兵衛や菫長花鯛が群れていた。また木細工海牛や千点色海牛等海牛の数々。海牛の出現に厳冬到来を感じる。
2本目は「紺瀬」。どちらかというと大物狙い。前回は大𩸕を小生見ており期待したが、これは今回、坊主。その代わり、青海亀の子供や、遊泳する帝海牛を見た。
3本目は「鰤嶋」。ニューポイント故、未だ未だ未知数のポイントであるが磯鮪や錘鰤の群れが出現、これから大いに期待したい。
今里のログ:気温18度/風N/浪3.0m
ポイント |
透名度 |
水温 |
最大深度 |
平均深度 |
潜水時間 |
久場南 |
20m |
24.1度 |
30.7m |
15.1m |
45分 |
紺瀬 |
20m |
24.3度 |
14.4m |
07.8m |
52分 |
鰤嶋 |
20m |
24.1度 |
26.9度 |
13.1m |
48分 |
本日、2DIV目でEさんが200DIVを迎えた。昼は乗船者一同でお祝い。帰港後、ログ付時にはSEASIR那覇店からお祝いのケーキが提供された。
Eさんは6年で200DIV。着実なペースで経験を積まれており、安全潜水で20,000DIVを目指して欲しい。
因みに本日、乗船していた昨年までフェリカネットワークスに在籍していたYKさんも本日、記念DIVを迎えた。4年で1,200DIV。ソニー関係者が2人も同じ船で記念DIVを迎えるというのも不思議な縁を感じる。
写真等下記URLご参照
閑話休題
沖縄というと大変な遠路というイメージを持たれる方が多い様に思われる。しかし週末、最終便に搭乗すれば翌朝からは土日6DIV出来る。現にこうしたダイビングを楽しんでいるダイバ―は多数居り、今回、小生は往路のフライトでは複数の知人に会った。
SMDCでは沖縄というとビッグツアーの冠が付くが、本嶋ステイに限って考えれば、近場の泊まりがけダイビングと殆ど変わらないのである(もっと沖縄で潜りましょう!)。
ツアー幹事にとって悩みの種は、フライト予約と思われる。最安値のフライトを予約する為、2ケ月前から必死の思いをする。しかしフライトは近頃多様化している。好みのエアラインもあるであろうし、マイルを使う人もあるであろう。(小生自身、12月に有効期限切れを迎えるマイルがあったので、今回のフライト料金は只)。また会社員は誰でも出張の航空券は自分で手配しているではないか。そうした意味で今回、Eさんには申し訳なかったが、フライトは各自手配とした。
前述の通り、冬季の沖縄の海況は結構ハードである。船酔い患者続出の船内(そんな中、Eさんは読書に励んでいた)、海に馴れていない人には厳しい海である。その代り、夏場のダイビングでは殆ど行かない、秘境ポイントに入れるのも大きな魅力である。
以上、今回は少々、何時もと違うツアーを実施してみた。今後のSMDCツアーの何らかご参考になれば幸甚である。
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